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またはじめようかね。
私の脳味噌はひとつのことをじっくりとゆっくりと煮詰めるしかできないのであろう。
いっぱい考えてみても結局行き着くところは同じだったりする。
犬が自分の尻尾を追い掛け回している姿と比較できよう。

頭の回転の速い人たちが非常に羨ましいけれど。

量より質と思って自分を励ましていきたい。

# by lyricalusion | 2006-05-19 19:59 | ひとりごち
置き去りにしててゴメンね。
ブログ君に謝ろう。

ちょっと現実世界で色んなことがあって、ブログを更新することもためらわれたんだよ。

でも具体的に何があったかっていったら、うまく説明できないんだ。

焦る気持ちばかりが膨らんで、その一方で体と思考回路はスローダウン。

物事の対処に不器用な自分自身に愕然としてしまったんだ。

何をしても空回りを繰り返している気がしたんだ。

さっぱり何がなんだかわからなくなってしまっていたんだ。



もう疲れてしまったんだ。(認めたくないけど)

だからここに戻ってきたんだよ。(後戻りだとは思わないよ。前向きな姿勢で戻るんだよ)


たぶん、どこかで、今までのやり方のままじゃだめだってわかってる。

でも、ほかにどんなやり方があるのかわからない。

180度変えるというよりは、1度ずつ変える意識を持とう。


こんなときだからこそ
あきらめちゃいけない。

不安ばっかりだけど
歯を食いしばろう。

たとえ物事が思い通りにいかなくても
そんなもんだと割り切る練習をしていこう。

自分自身と
うまく付き合っていこう。
# by lyricalusion | 2006-03-08 02:20 | 日常
アフターダーク
by 村上春樹
_________

彼の作品は英語版で読む習慣がついていたのだけれど、これは2004年発行でまだ英語版が出ていない。読んでみたくなって原書を日本から送ってもらった。評判がそんなによくなかったと記憶している。海辺のカフカ、などに比べると確かに少し物足りない気はする。だけど嫌いじゃない。むしろ好きだ。

なぜだろう?と考えてみた。

まず、アフターダークというタイトルのとおり、真夜中にストーリーは展開している。真夜中という時間と空間。闇に包まれ、静けさに包まれる。時間の流れは遅く感じられる。本来は活動が止まっている時間帯。体内時計もうまく機能できていないのかもしれない。「何か」が起こっているような感じ。うまく説明できないけれど、たとえ眠りについていたとしても、たとえ徹夜で作業をしていたとしても、たとえ語り明かしたとしても、日中では起こることのない「何か」が、アフターダークという時間と空間にはあるような気がした。

繰り広げられるのは淡々とした出来事。深夜、都会などでは起こりうる出来事。ファミレスで夜を明かそうとしていたマリは予期せぬ出会いを重ねていく。高橋という青年、ラブホテルの従業員のカオル、コムギ、コオロギ。同じ年なのに娼婦として生きることしか許されていない中国人。その娼婦に傷害行為を働いてしまう男性。その男性を見つけ出そうとするのは闇の中国人組織。街ではいろんなことが繰り広げられる。その一方で、マリの姉、エリは深い眠りから醒めることなく眠り続けている。

二つ上の姉、エリとうまくいっていないと感じていたマリ。姉妹といえども違う世界に住む者同士という感じを拭い去れないでいた。何かが間違っていることはわかっていたのだけれど、その何かがわからずにいた。その「何か」が、少しずつではあるが形を帯びたものとなっていく。アフターダークで起こる出会いによって。

面白いなと思ったのは、描写の仕方。マリがいる世界は会話中心で、状況描写もとてもはっきりしていてわかりやすい。想像しやすい世界だ。一方でエリが居る世界は深い静寂に包まれ、状況がうまく掴めずにもどかしさを覚えてしまう。把握するのに困難を伴う世界だ。そのような違いはあっても、どちらの世界も同じ時刻に都会のある場所で同時に存在している。異なる世界が共存しうるのだ。

マリのいる世界から感じ取ることのできるのは、性格も歩んできた人生も異なる人たちにはそれぞれの感じ方、ものの見方があって、それぞれの世界みたいなものとなって存在していること。エリの世界は何かに操られている。彼女の世界のようなものは、本当は存在すらしていなかった。

・・・ここまで書いてみたけれど、本のレビューを書くって、難しい!それこそ読書感想文だけど、どうもうまく書けそうにない。だから思ったことを思いつくままに書いているだけだ。

高橋という青年。こういう男性は好きだなと思った。会ってみたいと思う。軽く見えて本当はそうでもない。

カオルさん。元女子プロレスラーだけあって、言うことやること、筋が通っていてかっこいい。こういう人と話をしてみたいと思う。

コオロギ。日本各地を逃げ回っている。何かに追われている。結構ヤバイことに携わってしまったことがあるらしく、言うことに重みがある。「マリちゃん。私らの立っている地面というのはね、しっかりしているように見えて、ちょっと何かがあったら、ストーンと下まで抜けてしまうもんやねん。それでいったん抜けてしもたら、もうおしまい、二度と元には戻れん・・・いやもちろん、それは私が人間として弱かったとゆうだけのことかもしれんね。弱いからこそ、成りゆきみたいなことにずるずると流されてしもたんや。どっかで気がついて、目を覚まして踏みとどまるべきやったのに、それができんかった (p227)」
こういうことって誰にでもあてはまることではないかなと思う。

誰よりも良いなと思ったのは、主人公のマリ。彼女は特に自分から進んで人と出会っていったというよりは、周りの人たちが彼女に出会うことを求めた結果、出会いが出会いを生んだ。彼女はそういうことをもたらす何らかの輝きのようなものを秘めているのだと思った。彼女に出会った人たちは何かに引き出されるかのように心を開いていく。彼女がそうさせようとするわけでもないのに。きっと彼女の正直なところが、彼女を前にした人たちの緊張をどこかほぐしてくれるのだと思う。最終的に、彼女は姉のエリの心を開くのだ。堅く閉ざされてしまっていたエリの心を開いてあげられることは、マリ以外にいなかったのだ。

マリのような女の子は、自分の精神的弱さから目を逸らさずに受け止めているから、周りには強く見えたりする。実際に強かったりする。そして自分から心を開くわけでもないのに、どうしてか他人の心を開いてあげることができる。ある種の才能に恵まれているように思える。それは彼女のそれまでの過去が積み上げてきたものなのだけど。

最後に印象深かった箇所をひとつ。これもコオロギの台詞。
「思うんやけどね、人間ゆうのは、記憶を燃料にして生きていくものなんやないかな。火にしてみたら、新聞の広告ちらしやろうが、哲学書やろうが、エッチなグラビアやろうが、一万円札の束やろうが、火にくべるときはみんなただの紙切れでしょ。火にしてみたら、どれもただの紙切れに過ぎへん。それとおんなじなんや。大事な記憶も、それほど大事やない記憶も、ぜんぜん役に立たんような記憶も、みんな分け隔てなくただの燃料・・・それでね、もしそう燃料が私になかったとしたら、もし記憶の引き出しみたいなものが自分の中になかったとしたら、私はとうの昔にぽきんと二つに折れてたと思う・・・大事なことやらしょうもないことやら、いろんな記憶を時に応じてぼちぼちと引き出していけるから、こんな悪夢みたいな生活を続けていても、それなりに生き続けていけるんよ。もうあかん、もうこれ以上やれんと思っても、なんとかそこを乗り越えていけるんよ (p244-5)」

人間は過去を背負って生きるけれど、大事なことだけじゃなくしょうもないことも覚えているのは悪いことじゃないのかもしれない、と思った。捨てたいと思う過去でも、ひょっとして燃料としては役目を果たしているのかもしれない。無駄なことは何一つないのかもしれない、と思えたら、なんだか少しポジティブになれた気がした。これまでも、今も、これからも、無駄なことなんてない。どれも燃料になりうるのだとしたら・・・

以上です!なんと未完成な読書感想文だこと!!

# by lyricalusion | 2006-02-05 22:38 | Review
今週のザ・ベスト 3
3週坊主にならないようにね。

4位: あること
やればやるほどやめられそうにないよ。忙しくても疲れていても面倒くさくても、続けられるところまで続けてみるよ!続いているのには自分自身が一番驚いている。ちょっとずつ工夫もして飽きがこないようにしている。

3位: 荷物が届く
月曜にふるさとからの贈り物。ありがたい。

2位: 読書
『1リットルの涙/ 木藤亜也』
『アジアンタムブルー/ 大崎善生』
『孤独か、それに等しいもの/ 大崎善生』
村上春樹の『アフターダーク』を読み始めたところ。英語版でない、オリジナルを読むのは新鮮な感じがする。

1位: 韓国料理
Chinese New Yearの日にグラスゴーで唯一のKorean Restaurantでお食事をしました。Rice Punchが美味しかった(飲み物)。ビビンバをオーダーしました。久しぶりの外食で楽しかったです。

まぁこの程度で。
本当に曜日と日付と時間の感覚が無い日々で、こんなのでいいのか?と思うけど、まぁ、冬だし・・・(なんのこっちゃ?)

# by lyricalusion | 2006-01-31 21:37 | 日常
たいせつなもの
じぶんのなかに とじこめておくの
ほんとうに たいせつなもの
そとに あふれでないように
そうっと つつんで
たいせつに とっておくの
ゆっくり ゆっくり
ひなを たまごから かえすように

じぶんのそとに とりだしてあげるの
ほんとうに たいせつなもの
なかで くるしくならないように
そうっと つかまえて
おもいっきり ときはなしてあげるの
たくましく おおきくなった
ひなを かごから にがすように

じかんをかけて そだててゆくの
いつか はばたけるひを ゆめみて

# by lyricalusion | 2006-01-25 22:50 | 和詞
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